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2007年06月29日

スパム対策  [ このホームページについて ]

 このブログで利用しているSix Apart社の「Movable Type」には、迷惑コメント/トラックバックを自動的に削除する機能があります。もっとも、その判別は完全とは言えず漏れがあるのですが、たまに気付いた時にでも手作業で削除すれば問題ない程度の数でした。

 しかし、ここ1ヶ月のコメントスパムはあまりに酷く、なんと1日あたり平均500件を上回り(多分本日は1,000件を超えています)、とても手作業では追い付かなくなりました。こんな弱小ブログに何の用だと言いたいところですが(笑)、対策が必要となりました。

MT BanASCII」は、英数字またはlatin-1だけで構成されたコメントをはじくプラグインとのコトで、早速インストールしてみたら効果覿面です。もう手作業は一切必要ありません、ホントに嬉しい!!!^^

投稿者 鈴木幻山 : 17:30 | トラックバック

2007年06月18日

三曲演奏会開催  [ 一般公開演奏会 ]

 昨日、秋田県民会館にて、秋田県三曲連盟創立40周年記念「三曲演奏会」が開催されました。

 前日「寒月」のリハーサルは絶好調で、見学していた他流派の先生方にも「やるね〜!」とか「良い音だよ!」と、お褒めのお言葉を頂戴していました。しかし本番... 気負いすぎたのか力んでしまって酷い音色でした(泣)。大ホールで自分の独奏からスタートするのは初めての経験でしたし、やはり緊張もありましたね。

 トリの「清絃の譜」は大人数でしたからソツなくこなしましたが、あまりに不甲斐ない。でもコレが実力というコトでしょうから、今まで以上に精進するしかありません。秋にはまたも大ホールで、僕の独奏から寒月を演奏する予定が決まっているので、気を取り直して頑張りたいと思います。

 それにしても悔しい...;;

投稿者 鈴木幻山 : 17:32 | トラックバック

2007年06月10日

UNDER FOURライブ  [ 雑記 ]

 昨夜いつもの「カフェ・ブルージュ」にて、「UNDER FOUR」さんのライブがありました。地元では老舗のジャズクラブ「キャット・ウォーク」のレギュラーバンドですし、メンバーさんには顔も覚えて頂いてますし、とっても楽しみにしていました^^

 大好きなバップです、モード系と言った方がいいのかも。シビれましたね、幸せな時間... のはずですが、またまた満員で僕はキッチンの入り口に居場所を見つけてようやく立ち見です(笑)。でも、もうみんな巧すぎ、至福の時間を過ごしました。演奏の合間に「アウトサイドのフレーズ聴きたいッス」とリクエストしてみたりとか、メンバーさんフレンドリーだし楽しかったです。

 この世界に行きたいなぁ... まだまだ遠いですけど^^;

投稿者 鈴木幻山 : 20:04 | トラックバック

2007年06月08日

Ban Ban Bazarライブ  [ 雑記 ]

 昨夜いつもの「カフェ・ブルージュ」にて、「Ban Ban Bazar」さんのライブがありました。ギター、ウクレレ、ウッドベースのトリオで様々なジャンルの曲を、独自のテイストで演奏していました。立ち見が出るほどの大盛況の中、独特のほんわかなノリで楽しい時間が進んで行きます。

 スカっと抜けるボーカルと軽快なギターの福島さんは曲間のトークも絶妙で、曰く「お話しも曲と同じくらい大事にしている」とのコト。富永さんのウクレレはキレイな音色が印象的でしたが、ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスブロウ(長っ)やオルタードドミナントセブンスまで自由自在です。ベースの黒川さんはマーカスミラーばりの歌とシンクロさせたプレイをご披露していましたし、実は皆さんジャズをベースにしたバリバリのテクニシャンでした。

 とは言え、そんなテクニックは見事にオブラートにくるまれ、ひたすら軽快で愉快な音楽に感じさせる演奏はさすがです。いいものを見させて頂きました^^

投稿者 鈴木幻山 : 13:51 | トラックバック

2007年06月06日

今日は「楽器の日」  [ 尺八ニュース ]

 全国楽器協会によって1970年に、6月6日が「楽器の日」と制定されたそうです。この日に因んでgooランキングが「通信教育で習ってみたい楽器・音楽関係の講座ランキング」を発表していました。以下本文より一部引用...

 6月6日は「楽器の日」です。古くから踊りや邦楽などの芸事は6歳の6月6日に始める上達すると言われていることから、全国楽器協会によって1970年に制定されたそうです。楽器のお稽古といえば、昔は先生についてレッスンを受けるというのが一般的でしたが、最近では通信教育でも音楽関係の講座を受講することができます。大人になってからレッスンに行くのは時間的に難しい、なんとなく恥ずかしいという人も、通信教育なら気軽に楽器を始めることができますね。「通信教育で習ってみたい楽器・音楽関係の講座」ランキングでは、男性からも女性からもダントツで《ピアノ》が支持を集める結果となりました

 残念ながら尺八はランク外... なのですが、男性ランキングでは14位で、フルートやオカリナより上位です。また、以前に発表された「演奏できるようになりたい楽器ランキング」では17位に入っていますし、三味線やお琴には及ばないものの、興味のある人は結構多いのではないかと思われます。もっと容易に尺八に触れられる環境があるといいんですけどね^^;

投稿者 鈴木幻山 : 17:06 | トラックバック

2007年06月05日

遠い所からご来秋  [ 雑記 ]

 一昨日の日曜日は寒山会のリハーサルの後、近所のカフェ「クリスタルガーデン」で昼過ぎからビールを呑んでいました。そうしたら、カウンターの隣の席でランチを食べていた2人の男性に「漢らしいッスね!!!」と声を掛けられました(笑)。尋ねたら四国は香川から友人に会いに来たとのコト。うどんの話しとか、楽しかったですね^^

 そして昨日は、オーストラリア在住の尺八奏者「Toorak」さんとお会いさせて頂きました。ネットでお知り合いになり、拙ブログにも何度かコメントを頂いたコトのある尺八の大先輩で、お目に掛かるのをとても楽しみにしていました。お帰りになる新幹線の時刻の関係で、僅か2時間足らずの歓談でしたが、沢山の興味深いお話しをお伺いできました。話しは尽きず名残惜しかったですし、またゆっくりお会いさせて頂ける機会があったらと、切に願います^^

投稿者 鈴木幻山 : 13:50 | トラックバック

2007年06月03日

琉球音階の尺八  [ 尺八ニュース ]

 尺八奏者の三橋貴風さんが、琉球音階(多分レラ抜き)音階の尺八を制作、販売したとのコト。以下丸ごと引用...

琉球音階の尺八製作 三線との共演期待

 国内外で活躍している尺八奏者・三橋貴風(きふう)さん(神奈川県)がこのほど、琉球音階で演奏できる尺八「うちなー尺八」を考案・製作した。三橋さんは「沖縄の南から吹く風のような柔らかな音色が特徴。沖縄の人々にもぜひ演奏してほしい」と、新楽器が沖縄で普及する日を夢見ている。
 三橋さんはニューヨーク・カーネギーホールの100周年記念公演にソリストとして出演するなど、国内外で活動する尺八奏者。復帰10周年イベント参加で25年前に訪れて以来、沖縄とは地元ミュージシャンとともに作品を発表するなど深くかかわってきた。
 三橋さんによると、日本の尺八と同種の縦笛は中国はじめ東南アジア、トルコと広範な地域に伝わっているが、琉球諸島にだけ存在しないという。「尺八の材料となる和竹の生育南限が北九州ということもあるが、音階の違いが最大の理由ではないか」との結論に至った三橋さんは、琉球音階の尺八製作に着手。今年2月、東京公演で完成した尺八を初披露した。
 「従来の尺八の音色が武道のような雰囲気を持っているのに対し、琉球音階の尺八は滑らかで柔らかく、包み込むような音色」と話す三橋さん。「古典音楽の三線や箏、胡弓こきゅう)との演奏でも新たな演奏形態が可能」と強調し、これまで普及してこなかった沖縄で尺八が広まることを期待する。
 三橋さんは今回、本格的な竹製と普及版のプラスチック製の二種類を製作。穴の位置などを工夫し、普及版は初心者でもコツをつかめばすぐに演奏できるという。7月に沖縄での初演奏を計画している三橋さんは「沖縄の人々が尺八を吹くようになり、いつか東アジアの竹製縦笛の空白地域が埋まることが夢」と笑顔で語った。 (久場安志)
   ◇   ◇
 竹製は注文製作、普及版の価格は6千円。問い合わせは三橋さん045(541)5122。

 確かに音階が決まってるとソレっぽい演奏が出来ますからね^^

投稿者 鈴木幻山 : 08:26 | トラックバック

2007年06月02日

三曲演奏会のご案内  [ 一般公開演奏会 ]

 6月17日(日)午後12時(開場午前11時30分)より秋田県民会館にて、平成19年度秋田県民芸術祭参加、秋田県三曲連盟創立40周年記念「三曲演奏会」が開催されます(入場料2,000yen)。プログラムは...

・春の賦(作曲:宮城道雄) 〜宮城会〜
・岩の清水(作曲:佐々木章江) 〜日本音楽研究会〜
・遙かなりみちのく路(作曲:野村正峰) 〜正絃社〜
・風の色(作曲:石垣征山) 〜羽衣社〜
・出雲の阿国(作曲:水野利彦) 〜鳳友会〜
・未来に……(作曲:宮城道雄他) 〜子どもによる演奏〜
・秋田の子守唄による幻想曲(作曲:藤澤孚) 〜合同演奏〜
・寒月(作曲:中尾都山) 〜寒山会〜
・春鶯囀(作曲:富山清琴) 〜正派邦楽会〜
・わだつみ(作曲:野村正峰) 〜香華会〜
・雲井獅子(作曲:琴古流本曲) 〜鈴慕会〜
・清絃の譜(作曲:市川慎) 〜清絃会〜

 となっており、僕は8曲目の都山流本曲「寒月」とトリの「清絃の譜」を演奏します。トリは師匠のポカでパンフに僕の名前は出ていませんが(笑)、間違いなく出演します。清絃会の次期家元であり、和楽器ユニットZANのメンバーでもある市川慎先生を中心に、総勢70名以上での豪華な演奏となる予定です。

 で、問題は寒月なんですよ... 寒山会のメンバー10人による演奏ですが、僕の独奏から曲がスタートします(汗)。いつものカフェ・ブルージュで本曲を一人で演奏したコトはあるものの、大ホールでの独奏は初経験です。おまけに、先日のラジオ出演で宣伝したところ、明日3日と来週10日、つまり本番前の2週に渡り同番組で更に宣伝して下さるらしく、プレッシャーは倍増です。無様な演奏は絶対に出来ません(汁)。

 もう腹を括るしかありませんね。頑張ります!!!

投稿者 鈴木幻山 : 17:47 | トラックバック