2011年03月12日

大地震発生  [ 尺八ニュース ]

 とりあえず僕は無事です。地元秋田県は停電が続いていますし、僕の住むマンションはポンプが停止して水も出ません(泣)。でも今夜は尺八を吹きに出かけようと思います。

投稿者 鈴木幻山 : 10:43 | トラックバック

2011年01月13日

昌平さんの講習会  [ その他尺八ニュース演奏会 ]

 1月14日(金)17時〜20時半と、翌15日(土)13時〜18時に、秋田県大仙市大曲の大仙市女性センター(大仙市消費生活相談所)にて、ポップス尺八奏者昌平さんによる「カラオケ尺八講習会」が開催されます。

 講習会費自体は無料ですが、教材資料費が実費必要で、2,000yen(資料とカラオケCD)、5,000yen(エンカ尺八セット)となっています。

 歌謡曲などをカラオケの伴奏で吹いてみたいと思う方の参加を募っており、「会場に楽器を持って直接ご来場ください」とのコトで、事前の申し込み等は必要無いようです。

 僕は残念ながら時間の都合が付かず参加できませんが、講習会後に秋田市へお立ち寄りをご依頼したところ、可能とのお返事を頂きました!!! 現在詳細を詰めている状況ですが、いつものカフェ・ブルージュで15日(土)20時頃からで確定しています。

 興味のある方は是非どうぞ!!!^^

【追記】
 昇平さんのポップス尺八ライブ in カフェ・ブルージュが決定しました!!! 1月15日(土)20時から、1ドリンク付き2,000yenとなります。是非観に来て下さい!!!^^

投稿者 鈴木幻山 : 16:59 | トラックバック

2010年12月01日

ブルース先生デュオ再開  [ 尺八ニュース ]

 最近ずっとご紹介している「JAZZ SHAKUHACHI」のブルース・ヒューバナー先生ですが、ピアノのジョナサン・カッツさんとのデュオ活動を再スタートするとのご連絡を頂きました。

「まず東北ツアーをやります」とのコトで、何年かぶりのBODO(Bright Ones, Dark Ones)ツアーとなるそうです。ワークショップも開催の予定で、しかも僕の地元秋田から始まる見込みです!!!^^

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 実は「鈴木さんの御陰さまで生まれたツアーですよ」というお話しで、何か僕が彼らに火を付けた格好になりました(汗)。なので、何らかのお手伝いをさせて頂くつもりです。詳細は決まり次第追ってご連絡致します!!!^^

投稿者 鈴木幻山 : 21:02 | トラックバック

2010年10月12日

ブルース先生来秋  [ 尺八ニュース ]

 興奮してワクワクが止まりませんが、最近ずっとご紹介している「JAZZ SHAKUHACHI」のブルース・ヒューバナー先生が、今月僕の地元の秋田に来ます!!! なんという偶然でしょう!?

 10月23日(土)は「鳥海山にブナを植える会の植樹+コンサート」で、ブナの植樹をして終ったところでコンサート、とのコトです。そして翌24日(日)は、秋田駅前ティエラの「ティエラ・ライヴ」コンサートです、詳細はコチラから。

 3月にあるまんど山平さんと組んだユニット「フォレストノート」としてのライブで、「カリフォルニアと秋田の美しい森をバックにした音楽」とのコトです。土曜の朝から鳥海山へは行けませんが、翌日のティエラには行きます!!!

 凄く楽しみで、テンションが上がりっぱなしです!!!(笑)

投稿者 鈴木幻山 : 12:58 | トラックバック

2010年05月05日

横山勝也さん死去  [ 尺八ニュース ]

 尺八奏者で東京音楽大名誉教授の名人、横山勝也さんが4月21日に大腸癌のため死去されたそうです(享年75歳)。ご冥福をお祈り致します。

 追記;Music ONの永瀬憲治先生、お電話でのご説明ありがとうございました。

投稿者 鈴木幻山 : 19:30 | トラックバック

2010年02月25日

油彩画:soshin  [ 尺八ニュース ]

 いつものカフェ・ブルージュのブルージュバンド「おぞん」のドラマー、伊藤ジュンペイさんの奥様はギャラリー「ATELIER-ITOU」を主宰されています。自宅リビングに飾りたいと依頼していた絵画が完成しました。

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 メインの央山銘一尺八寸管そのままです。手を伸ばせば触れそうな出来栄えです。この絵が一層引き立つステキな額縁も選定して下さいました。どうもありがとうございます!!! m(_ _)m

投稿者 鈴木幻山 : 19:34 | トラックバック

2009年09月30日

チルアウトコンサート  [ その他尺八ニュース演奏会 ]

 10月2日(金)午後6時(開場5時30分)より秋田県民会館にて、いけばな松生派創流90周年記念行事「チルアウト(Chill Out)コンサート」が開催されます。チケットは前売3,000yen(当日3,500yen)となっています。

 詳しいコトは聞いていませんが、生田流箏曲清絃会の副家元である市川愼さんと民謡小湊流家元のご長男である小湊昭尚さん(=ZAN)がご出演されるそうです。

 興味のある方は是非どうぞ!!! 僕も観に行きます^^

投稿者 鈴木幻山 : 17:34 | トラックバック

2009年06月13日

ブルージュご紹介  [ 尺八ニュース ]

 本日6月13日(土)付け秋田魁新報朝刊の8面で、いつものカフェ・ブルージュが「音が手に届く空間」県内ライブスポットめぐりのコーナーでご紹介されています。「ピアノが運んだ幸せ」、ステキなコピーですね。

 最近、秋田経済新聞(4/20)や朝日新聞秋田版(4/29)等でご紹介頂いている僕ですが、今回ブルージュの取材でもちゃっかりカホン(パーカッション)で写真に収まっています(笑)。是非チェックしてみて下さい^^

投稿者 鈴木幻山 : 17:16 | トラックバック

2009年05月21日

船川利夫ライブ録音版  [ 尺八ニュース ]

 日本コンダクター販売株式会社より、4月11日に開催された「船川利夫追悼リサイタル」のライブ演奏がMP3で公開されました。「出雲路」が無いのが残念ですが、素晴らしい演奏の数々を是非お楽しみ下さい。

投稿者 鈴木幻山 : 13:38 | トラックバック

2009年01月24日

船川利夫リサイタル  [ 尺八ニュース ]

 平成20年10月4日午後1時30分に静岡がんセンターにて永眠された船川利夫先生を偲んで、平成21年4月11日(土)に東京都文京区トッパンホールにて、「船川利夫追悼リサイタル」が開催されます。18:30開演(18:00開場)で全席指定、入場券10,000yenとのコトです。

 主催は「日本コンダクター販売株式会社」の永瀬憲治さんで、船川先生の死去の際には同氏より電話で1時間以上お話しを伺いました。同社ホームページに船川利夫作品の音源がアップされていますので、是非聴いて頂きたいです。この名作を、いつかは僕も演奏してみたいと思わずにはいられません。

 実は、何度か演奏会でご一緒させて頂いている桐音会の津村美樹先生は、船川先生と師弟であり同僚だったそうです。沢山の思い出話を聞いていました。このリサイタル、尺八は藤原道山さん、菅原久仁義さん、三橋貴風さん他、蒼々たる顔ぶれですし、仕事を休んででも観に行きます!!!

追記:ずっと以前から「桐音会」というお名前で演奏活動をなさっている団体があるそうです。このエントリーの「桐音会」は全く別の組織ですし、2010年7月現在この名称は使用しておりません。

投稿者 鈴木幻山 : 18:00 | コメント (2) | トラックバック

2008年12月26日

iPhoneで尺八  [ 尺八ニュース ]

 ソフトハウス「GClue」社がiPhoneで尺八の演奏を疑似体験できるソフト「i尺八」をApp Storeでリリースとのコト。以下引用...

iPhoneで尺八が演奏できるアプリ「i尺八」

 アプリケーション開発のGClueは2008年12月18日,iPhoneで尺八の演奏を疑似体験できるアプリ「i尺八」をApp Storeで公開したと発表した。本物の尺八からサンプリングした音が出せる。

 iPhone下部のマイクに息を吹きかけて,画面上の穴を指でタッチすることで演奏する。画面の現れるガイドに沿って穴を押さえることで,3曲の演奏を楽しめるチュートリアルを用意した。

 演奏モードは3種類。指使いを簡単にしたSimpleモード,穴の押さえ方を3種類(全開,2分の1,3分の1)にするなど本物に近づけたAdvanceモード,本物の尺八と同じく5つの穴で演奏するProモードがある。

 同社はiPhone上で琴の演奏が楽しめる「iKoto 2」も制作しており,日本の伝統的な楽器を相次いでアプリ化した。

 引用ココまで。少しでも尺八に興味を持つ人が増えればいいですね^^;

投稿者 鈴木幻山 : 16:31 | トラックバック

2008年09月19日

秋田経済新聞に掲載  [ 尺八ニュース ]

 先日、秋田経済新聞さんの取材を受け、掲載して頂きました。凄い人っぽくご紹介して頂いてますが、実は大したコトありません(笑)。ちなみにJazz演るときはこんな感じです...

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 左のカテゴリーから「演奏会」をご覧頂くと、もっと画像が出てくると思いますが、写真写りあまり良くないですよね、僕(汗)。まぁ、秋田にもこんな人が居ますので(笑)、応援よろしくお願い致します m(_ _)m

投稿者 鈴木幻山 : 06:45 | トラックバック

2008年09月06日

富山清翁さんが死去  [ 尺八ニュース ]

 地唄・箏曲の人間国宝、富山清翁さんが死去とのコトです。

 地唄(じうた)・箏曲(そうきょく)の第一人者で、人間国宝の富山清翁(とみやま・せいおう、本名・八田清治=はった・きよはる)さんが、3日午前0時7分、心筋梗塞(こうそく)のため亡くなった。94歳だった。

 自宅は東京都港区南青山3の3の17。告別式は30日午前11時から、港区南青山2の33の20の青山葬儀所で。喪主は、長男で地唄演奏家の清琴(せいきん、本名・八田清隆=はった・きよたか)氏。

 大阪市出身。幼児期にジフテリアとはしかにかかって失明。4歳で富永敬琴に琴と三味線の手ほどきを受け、1926年、富山清琴を名乗った。その後、名人と言われた富崎春昇に師事。48年に独立して家元となった。

 関西系の地唄・箏曲の第一人者として活躍。古曲の伝承と復元に努め、作曲も数多い。義太夫のさわりを短くまとめた座敷浄瑠璃「繁太夫節」、こっけいな「曲ねずみ」「ねずみの道行」「たぬき」など、春昇譲りの芸を、つやのある渋い美声で歯切れ良く聞かせた。2000年に現・清琴さんに名前を譲り、自らは清翁を名乗った。芸術院会員で93年に文化功労者にも選ばれた。02年、勲二等瑞宝章受章。

 ご冥福をお祈りいたします。少々古いですが、他にこんなニュースもありました。

 鴨川市在住の尺八奏者、ジョン・海山・ネプチューンさん(56)が、サーフィンしながら尺八を演奏する「波の上のコンサート」写真が同市役所ロビーに飾られ、話題を呼んでいる。「演奏しながら波に乗るのか」「波に乗りながら演奏するのか」−。どちらにしてもユニークだ。

 詳細と画像はリンク先でどうぞ^^

投稿者 鈴木幻山 : 15:42 | トラックバック

2008年08月26日

師範試験の結果  [ 尺八ニュース尺八修行 ]

 日本尺八連盟、平成20年度の東京での師範試験に臨みました。結果から書きますが...


 首席合格!!!


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 です、11名中の一等賞というコトで表彰して頂きました^^v 3年前の準師範試験が2位で悔しかった思いと、恐らく受験者の中で1番若いであろうから1位を取らないと格好が悪いとか(笑)、沢山のプレッシャーを感じていた3ヶ月間でしたが、取るべくして取った首席です。ホントに嬉しいです!!!

 課題曲が決まってからの1ヶ月間は、ほぼ毎日田中寒山師よりお稽古して頂きました。そして、空いている時間はいつものカフェ・ブルージュを練習場として使わせて頂きました(ママさんありがとうございます)。また、僕を後押しするよう風が吹いていたようにも思います。

 課題曲となる本曲の「岩清水」は師匠がコンクールで優勝した曲であり、細部に渡って丁寧にご指導頂きました。正直言って古曲と手事は苦手でしたし成績は悪かったハズですが、本曲を自信を持って悠々と吹けたのが好結果に繋がったと確信します。

 また、新曲と現代曲は選択制で、当初は難曲「萌春」を選ぶ理由がないのでは? という考えがあり、事実11名中10人が「漁村の曙」を選択している中、僕だけが萌春を吹奏しました。清絃会のお嬢様との合奏練習の経験があり(ありがとうございます)、好きな曲でもあるので思いっきり楽しんで吹けました。

 試験前日は、音出し出来る場をお借りしようと、製管師の石倉央山師のお稽古場で最終調整させて頂く... どころか熱心にご指導頂き(ありがとうございます)、万全の状態で試験に臨むコトが出来ました。沢山の方々のご支援を頂き、最高の結果を得られたと思います。

 最後になりますが、我が師匠田中寒山と、僕が本格的に尺八を始めるきっかけとなり、ご指導頂いた石倉光山師と、僕の拙い疑問質問に対してココ数年間ご丁寧に教授頂いた飯吉翔山師、前年の主席合格者であり同郷ご出身で、当日会場まで出向いて頂き僕の合格をお祝いして下さった高橋湊山さん、東京滞在の面倒を見て下さった川上夫妻と愉快な仲間達(笑)と応援してくださった皆様、そして天国から見守ってくれたであろう祖父の民謡尺八鈴木為五郎に、心よりお礼を申し上げます。


 ありがとうございました!!! m(_ _)m


投稿者 鈴木幻山 : 14:17 | コメント (7) | トラックバック

2008年07月05日

尺八日本代表  [ 尺八ニュース ]

 尺八日本代表は丹波出身女子高生、濠太剌利で国際大会とのコト。

 丹波市市島町出身で、東京芸術大学音楽学部付属音楽高校二年生の井本早紀さん(17)が、五日からオーストラリアのシドニーで開かれる「国際尺八フェスティバル(WSF)」のコンテスト部門に、最年少の日本代表として出場する。世界各地の尺八愛好家をはじめ、日本からは人間国宝の青木鈴慕さんも参加する大舞台。「世界の人に私の演奏がどう響くのか楽しみ」と、声を弾ませている。(前川茂之)


 日本の伝統楽器である尺八は、最近は海外で人気が高く、世界中にさまざまな流派がある。WSFは一九九四年から国籍や流派を超えた交流の場として、アメリカや日本で開催されている。約一週間、コンテストだけでなく、琴や太鼓、西洋楽器との競演や、ジャズセッションなど多彩な催しが繰り広げられる。

 井本さんは尺八の国内最大流派、都山流の指導者である祖父の影響で、十歳から尺八を始めた。二年前には史上最年少で師範試験に合格し、現在はプロを目指している

 是非頑張って欲しいですね^^

【追記】

 日本代表の井本早紀さんが優勝したそうです!!! おめでとうございます^^

投稿者 鈴木幻山 : 12:28 | トラックバック

2008年06月06日

FMIP-307発表  [ 尺八ニュース ]

 いつもお世話になっているサン電子さんより、本日6月6日(金)に新製品のiPod専用FMトランスミッター「FMIP-307」が発表されました。今回の製品のポイントは...

☆新IC採用で、さらに!音質向上
☆形状は、シガー部と操作部が分離して、スッキリコンパクト、手元で操作できる
☆USBポート搭載で、携帯などいろいろ充電できる
☆12V/24V対応

(FMIP-305から引き続きの機能)

・オートオペレーション機能
・バックライト常時点灯機能
・iPod充電

 とのコトで、デザインも一新されスマートになっています。製品をお送り頂けるようですので、またテストしてみたいと思います。

投稿者 鈴木幻山 : 12:30 | トラックバック

2008年04月17日

三曲連盟だより発行  [ 尺八ニュース ]

 秋田県三曲連盟会報「三曲連盟だより」が発行されました。今回は昨年6月に開催された演奏会「三曲連盟創立40周年記念演奏会特集」となっています。

 僕も2曲に出演したので写真が載っているのですが、驚きました...。 なんと、都山流本曲「寒月」の演奏で、出演者9名の中で僕だけ草履を履いています(泣)。と言いますか、当日の100名に上る出演者の中で、草履を履いたまま舞台に立ったのは僕だけでしょう(汗)。

 更に、今号では僕も原稿の執筆を依頼され、我らが寒山会の演奏活動について書いたのですが、僕の名前が「田中寒幻」になっちゃっています(笑)。まぁ、校正した人が師匠の田中寒山とごっちゃにしてしまったのでしょうが、ちょっぴり残念です。

 三曲連盟内で多少名前が売れてきたかな? と思っていましたが、僕もまだまだですね(笑)。秋田の邦楽界発展の為にも、これからも精進したいと思います^^

投稿者 鈴木幻山 : 17:04 | コメント (4) | トラックバック

2007年12月10日

クリスマスキャンペーン  [ 尺八ニュース ]

 いつもお世話になっているサン電子様より、「WEB限定クリスマスキャンペーン実施中」のご連絡を頂きました。

 iTunes Music Card(1,500yen分)やMora Music Card(1,000yen分)が付属するセット商品や、アウトレット品が販売開始となっています。

 iPodでステキなカーライフを送りたい人は、チェック必須でしょう!!!

投稿者 鈴木幻山 : 19:56 | トラックバック

2007年11月29日

ガラスの尺八  [ 尺八ニュース ]

 耐熱ガラスメーカーの「ハリオグラス」社が11月28日、日本初の「ガラスの尺八」を公開したとのコトです。以下フジサンケイ ビジネスアイより一部引用...

 耐熱ガラスメーカーのハリオグラス(東京都中央区)は28日、日本初の「ガラスの尺八」を公開した。この日、2006年に製作した「ガラスの琴(中国古箏)」と競演、会場には透明な音色が響き渡った。

 尺八は製作費500万円をかけ、11人の職人が3カ月がかりで製作した。長さ49センチ、直径26ミリ、重さ253グラムで、通常の尺八よりも軽く、温度に左右されずに安定した音程を保てるという。外側には特殊インクで手書きにより装飾を施した。

 画像を見る限りでは歌口が深く、直径も細いので、ケーナっぽいと思いました。そして、ガラス製の尺八については、数年前に「尺八大全集」で東大生が制作したと話題になっていたはず... と思って調べてみたらありました。「東京大学尺八部」でしっかり紹介されています。コチラが日本初でしょうし、より尺八らしい形状をしています。

 ハリオグラス製が歌口部分と筒の部分を個別に作った、エンビ管のような形状であるのに対し、東大製は竹の尺八と変わらない形になっています。おまけに画像ではハッキリ確認できませんが、中継ぎまでありそうです。

 プロの職人11名が500万yenもかけて作ったガラスの尺八を、東大生はどうやって製作したのでしょうかね? 謎は深まるばかりです...。

 ちなみに「ガラスの仮面」は元々「お琴をする女の子を描こうとしていた」そうですよ。でも確かにマンガだと座りっぱなしでは絵になりませんね(笑)。

投稿者 鈴木幻山 : 19:12 | コメント (3) | トラックバック

2007年10月15日

ニコニコ動画の勧め  [ 尺八ニュース ]

 動画配信サービスと言えば「YouTube」が有名ですが、現在旬なのはやはり「ニコニコ動画」でしょう。YouTubeでは国際色豊かな尺八動画を見るコトができますが、一方ニコニコ動画ではアニメソング等が多くなっています。

 こういうの見てるとなんだか楽しくなりますね。是非ご覧下さい^^

投稿者 鈴木幻山 : 13:50 | トラックバック

2007年09月09日

初音ミク祭り  [ 尺八ニュース ]

 クリプトン・フューチャー・メディア社より、YAMAHA社が新開発した音声合成エンジン「VOCALOID2」によるボーカルアンドロイド「初音ミク」がリリースされました(対応OSはWindows XP/Vista)。歌詞とメロディーを入力するだけでPCに歌わせるコトが出来るソフトで、声優「藤田咲」さんの声を元に、リアルに音声合成された歌声を作り出します。

 歌う音声合成ソフトと言えば、Macでは80年代より米KAE Labs社から「VocalWriter」が公開されていました。英語の音声合成ですが、ローマ字を入力するとカタコトの日本語で歌ってくれるので、そこそこ遊べました(笑)。一方日本国内ではYAMAHAのサウンドテクノロジー開発センターが「VOCALOID」を開発し、現在に至ります。音量やピッチは勿論、明るさやビブラート、口の開き具合(!)等も調整可能となっているようです。

 KAE社からは新たに「Magic Vocals」というソフトのリリースが案内されていますが、デモを聴いた限りでは初音ミクの性能には遠く及びません。同じくVOCALOID2を利用した瑞PowerFX社「Sweet Ann」で作られたYoutube動画を見ても、次元の違いは明らかです(コレには驚いた)。もっとも、KAE社の製品は多彩な音声を表現可能で、目指す方向が多少違うとも言えますが。

 そしてこの初音ミク、YouTubeでも作品が公開されていますが、ニコニコ動画ではもうお祭り状態になっています(笑)。今日現在200件近い作品がアップされており、完全にバーチャルアイドル状態で、僕もすっかりハマっています。ニコニコ動画はアカウントの登録が必要ですが、この機会に是非ご覧頂きたいですね。そして僕は... このソフトを使うためだけにWinPCを導入してもいい気がしています(爆)。

 ニッポンの音声合成技術はココまで来ましたよ!!!^^

初音ミク もののけ姫
初音ミク プラチナ実写版
初音ミク 微笑ましい騒動

投稿者 鈴木幻山 : 13:03 | トラックバック

2007年06月06日

今日は「楽器の日」  [ 尺八ニュース ]

 全国楽器協会によって1970年に、6月6日が「楽器の日」と制定されたそうです。この日に因んでgooランキングが「通信教育で習ってみたい楽器・音楽関係の講座ランキング」を発表していました。以下本文より一部引用...

 6月6日は「楽器の日」です。古くから踊りや邦楽などの芸事は6歳の6月6日に始める上達すると言われていることから、全国楽器協会によって1970年に制定されたそうです。楽器のお稽古といえば、昔は先生についてレッスンを受けるというのが一般的でしたが、最近では通信教育でも音楽関係の講座を受講することができます。大人になってからレッスンに行くのは時間的に難しい、なんとなく恥ずかしいという人も、通信教育なら気軽に楽器を始めることができますね。「通信教育で習ってみたい楽器・音楽関係の講座」ランキングでは、男性からも女性からもダントツで《ピアノ》が支持を集める結果となりました

 残念ながら尺八はランク外... なのですが、男性ランキングでは14位で、フルートやオカリナより上位です。また、以前に発表された「演奏できるようになりたい楽器ランキング」では17位に入っていますし、三味線やお琴には及ばないものの、興味のある人は結構多いのではないかと思われます。もっと容易に尺八に触れられる環境があるといいんですけどね^^;

投稿者 鈴木幻山 : 17:06 | トラックバック

2007年06月03日

琉球音階の尺八  [ 尺八ニュース ]

 尺八奏者の三橋貴風さんが、琉球音階(多分レラ抜き)音階の尺八を制作、販売したとのコト。以下丸ごと引用...

琉球音階の尺八製作 三線との共演期待

 国内外で活躍している尺八奏者・三橋貴風(きふう)さん(神奈川県)がこのほど、琉球音階で演奏できる尺八「うちなー尺八」を考案・製作した。三橋さんは「沖縄の南から吹く風のような柔らかな音色が特徴。沖縄の人々にもぜひ演奏してほしい」と、新楽器が沖縄で普及する日を夢見ている。
 三橋さんはニューヨーク・カーネギーホールの100周年記念公演にソリストとして出演するなど、国内外で活動する尺八奏者。復帰10周年イベント参加で25年前に訪れて以来、沖縄とは地元ミュージシャンとともに作品を発表するなど深くかかわってきた。
 三橋さんによると、日本の尺八と同種の縦笛は中国はじめ東南アジア、トルコと広範な地域に伝わっているが、琉球諸島にだけ存在しないという。「尺八の材料となる和竹の生育南限が北九州ということもあるが、音階の違いが最大の理由ではないか」との結論に至った三橋さんは、琉球音階の尺八製作に着手。今年2月、東京公演で完成した尺八を初披露した。
 「従来の尺八の音色が武道のような雰囲気を持っているのに対し、琉球音階の尺八は滑らかで柔らかく、包み込むような音色」と話す三橋さん。「古典音楽の三線や箏、胡弓こきゅう)との演奏でも新たな演奏形態が可能」と強調し、これまで普及してこなかった沖縄で尺八が広まることを期待する。
 三橋さんは今回、本格的な竹製と普及版のプラスチック製の二種類を製作。穴の位置などを工夫し、普及版は初心者でもコツをつかめばすぐに演奏できるという。7月に沖縄での初演奏を計画している三橋さんは「沖縄の人々が尺八を吹くようになり、いつか東アジアの竹製縦笛の空白地域が埋まることが夢」と笑顔で語った。 (久場安志)
   ◇   ◇
 竹製は注文製作、普及版の価格は6千円。問い合わせは三橋さん045(541)5122。

 確かに音階が決まってるとソレっぽい演奏が出来ますからね^^

投稿者 鈴木幻山 : 08:26 | トラックバック

2006年04月25日

ZANの砂川憲和さんが死去!?  [ 尺八ニュース ]

 MIXIのZANコミュニティと演歌党の尺八大全集で知りましたが...

 ---以下TBS Newsより引用

日光・女峰山で男性遺体、滑落死か

 栃木県日光市の女峰山で31歳の男性が死亡しているのが見つかりました。登山中に滑落したものとみられています。

 22日正午過ぎ、日光市にある女峰山で、がけ下に人が倒れているのを登山に来た日光市内の男性が見つけ119番通報しました。

 栃木県の防災ヘリがおよそ2時間後に男性を救出しましたが、すでに死亡していました。男性は東京都小金井市の砂川憲和さん(31)で、警察で死因などについて調べています。

 現場は山頂近くの山小屋から1キロほど下った場所で、現場の状況から足を滑らせ登山道から落下したものと見られています。日光地方は21日は雪まじりの荒れ模様の天候だったということです。(22日17:34)

 ---引用終わり

 邦楽ユニット「ZAN」のリーダーとしてもご活躍の尺八・笛奏者砂川憲和さんがお亡くなりになったようです。メンバーの市川慎先生は秋田の方ですし(と言いますか日曜日のおさらい会の生田流箏曲清絃会副家元です)、小湊先生にもご挨拶させて頂く機会がありましたが、まさかこんな...(絶句)

 もう言葉もありません、ただただご冥福をお祈り致します m(_ _)m

投稿者 鈴木幻山 : 00:30 | トラックバック

2005年10月09日

日本尺八連盟ホームページ  [ 尺八ニュース ]

 多分最近開設されたのだと思いますが、「日本尺八連盟ホームページ」があります。nisshakuじゃなくてnissyakuですと。おまけにwwwじゃないと繋がらない。センス無さ過ぎ、正直ココの会員だってのが恥ずかしいです。ダサぁ...

 都山流はお家騒動により分裂して、会派が3つあるみたいです。他には「都山流尺八学会(多分こっちが本家)」と「新都山流(URL失念)」。なんかいずれカッコ悪いです。だから邦楽もカッコ悪いと思われます...

投稿者 鈴木幻山 : 23:10 | トラックバック

2005年09月03日

ZANのシークレットライブ?  [ 尺八ニュース ]

 昨日、件のZAN市川慎先生と小湊昭尚先生の「箏、尺八ライブ」が開催されました。会場は自宅から徒歩5分(笑)、通常は結婚式場として使用される、ご近所の聖セシリア教会です。

 予想はしていましたが、館内は地元邦楽界の先生方でいっぱいでした。ちょっとキメた服装で行ったので、お知り合いの姐さんより「あら? 一緒にご出演?」とからかわれたりもしましたが(苦笑)、殆どシークレットライブな感じ。

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 演奏曲目は、うまく聞き取れなかったのでアバウトですが...

・月しるべ(作曲:江戸信吾)
・尺八独奏 雁(作曲:山本邦山)
・箏独奏 曲目不明(作曲:不明)

〜休憩〜

・夏色のアダージョ(作曲:池上眞吾)
・真美夜(作曲:沢井比河流)

〜アンコール〜

・尺八独奏 鹿の遠音(作曲:古典本曲)
・合奏 曲目不明(作曲:不明)

 でした(ちょっと汗)。破綻のない演奏は圧巻です。小さなホールでPA無しの生音でしたし、幸せな一時でした。市川先生の箏は音が立ち、切れ味が鋭いです。速いフレーズも難なくこなし、むしろ余裕一杯。

 そして上手い尺八吹きは音の入り際と切れ際が美しいですね(つうかプロだし...)、小湊先生の演奏を初めて生で聴きましたが、完璧にコントロールされていました。ピアニッシモでの表現が凄い。

 この小湊先生、幼少の頃は下唇が薄く上手く鳴らせないので、厚くするために父親にグーで唇を叩かれたそうです(汁)。鳴らないと殴られたとも仰っていました、家元は大変です(笑)。

 で、ミラクルはちゃんと発生(爆)。お母上にご紹介頂き、なんとか両先生にご挨拶させて頂きました。懸案の楽譜問題で市川先生には「SMF下さい」と言えましたし、貰えそうです。そうこなくっちゃ^^

投稿者 鈴木幻山 : 05:33 | トラックバック

2005年07月23日

日本尺八連盟議事録より  [ 尺八ニュース ]

第3号議案 平成17年度事業計画、収支予算の件
 事務局長は、平成17年度事業計画につき次の通り述べた。
 「初代中尾都山師の作品、特に独奏曲についてのフレーズを構成するメロディーがまちまちである傾向にある。”オル””アタル”についても一つの旋律の流れとするならば、楽譜の作成を以って初代中尾都山師が尺八音楽の普及に貢献されたとしても、口頭で伝える、又は、奥義などの秘たることを口伝えに教え授かる部分があったにちがいないと考えることが出来る。

”テンポ””オル””アタル”その他”息ツギ”までもがその範疇に属するのであるならば、島原帆山師が初代中尾都山師のご壮健の時代に直接伝授されたこと、又、帆山師の演奏が作曲者初代中尾都山師の優れて内面性表示の一体感を慮るとき、帆山師の演奏感覚を以って我が連盟の模範とすべきであると考えられる。そこで、初代中尾都山師の本曲作品集の、特に独奏曲について島原帆山師の演奏のCD版を発刊して一定のスタイルを保持しようとするものである。オーディション及びコンクールの審査委員には予め帆山師の演奏の基となった楽譜を渡して審査基準を整えると同時に出場者に対しては表記上(書き込み自由)も同一の楽譜を持って競うものでなければならない。(以下略)」

------- 引用ここまで -------

 そのCDいくらするのよ?(涙)

投稿者 鈴木幻山 : 08:19 | トラックバック