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2005年07月23日

日本尺八連盟議事録より  [ 尺八ニュース ]

第3号議案 平成17年度事業計画、収支予算の件
 事務局長は、平成17年度事業計画につき次の通り述べた。
 「初代中尾都山師の作品、特に独奏曲についてのフレーズを構成するメロディーがまちまちである傾向にある。”オル””アタル”についても一つの旋律の流れとするならば、楽譜の作成を以って初代中尾都山師が尺八音楽の普及に貢献されたとしても、口頭で伝える、又は、奥義などの秘たることを口伝えに教え授かる部分があったにちがいないと考えることが出来る。

”テンポ””オル””アタル”その他”息ツギ”までもがその範疇に属するのであるならば、島原帆山師が初代中尾都山師のご壮健の時代に直接伝授されたこと、又、帆山師の演奏が作曲者初代中尾都山師の優れて内面性表示の一体感を慮るとき、帆山師の演奏感覚を以って我が連盟の模範とすべきであると考えられる。そこで、初代中尾都山師の本曲作品集の、特に独奏曲について島原帆山師の演奏のCD版を発刊して一定のスタイルを保持しようとするものである。オーディション及びコンクールの審査委員には予め帆山師の演奏の基となった楽譜を渡して審査基準を整えると同時に出場者に対しては表記上(書き込み自由)も同一の楽譜を持って競うものでなければならない。(以下略)」

------- 引用ここまで -------

 そのCDいくらするのよ?(涙)

投稿者 鈴木幻山 : 2005年07月23日 08:19

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