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2009年04月13日
尺八を始めよう [ 尺八教室 ]
地元秋田で尺八教室「現代尺八研究会」を開講する予定ですが、尺八を始めるには最初にどの程度の予算が必要なのか、気になると思いますので書き記してみます。
まずは楽器本体ですが、日本コンダクター販売株式会社が販売しているABSプラスチック製1尺8寸管尺八「悠(8,400yen)」でキマリでしょう。安価ですが、抜群の性能を誇ります。「安い割には...」等ではなく、舞台で使用するに何の躊躇いも覚えないというレベルです。
和楽器店やWeb等でも「完全調律済み」と謳う、比較的安価なプラ管や木管をよく見かけますが、残念ながら名ばかりの粗悪品が数多く流通しているのが現状です。楽器の選定は信頼できる経験者に必ずご相談下さい。尺八の場合は特に、値段と性能が比例しませんし、著名な製管士の高価な楽器が良いとも限らないのです。
楽器の他には小物の「歌口キャップ(997yen)」と「露切り(630yen)」は必須として、正確なピッチと拍子を得られる「メトロノームチューナー(3,990yen)」が欲しいですし、やはり「譜面台(3,675yen)」も必要ですね。そしてテキストは「鳴るほど・ザ・尺八(都山流/4,200yen)」を使います。
トータルで22,000yen弱でしょうか。尺八「悠」は僕が常にストックしておくつもりですし、その他のアイテムは秋田市南通の「梅屋楽器店」で全て揃います(価格は梅屋さん調べ)。
ランニングコストも掛かりませんし、意外とお手頃だと思いますよ^^
【追記】
「鳴るほど・ザ・尺八」の著者、菅原久仁義氏のホームページで、尺八とテキストがセットで10,800yenでネット販売されています。まずはコレで独学で始めてみるのもいいでしょう。不安な点等が出てきたら遠慮無く僕にメールで質問して下さって構いませんので。
投稿者 鈴木幻山 : 2009年04月13日 19:50
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