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2005年05月23日

東北支部総会と合奏会  [ 勉強会演奏会 ]

 平成17年5月22日、「秋田県生涯学習センター」にて平成17年度東北支部総会と合奏会がありました。総会はお偉いさんの集まりなので無関係だと思っていましたが、兄弟子の代理として出席するよう言われ、お茶くみ等頑張りました(笑)。

 合奏会は勉強会です。絃方は「生田流箏曲清絃会」さんで、十数名ご参加されるというお話を聞き、お若いお嬢さんがいるコトを期待しましたが、「あたしら50代で若手よ! おっほっほ!!!」と仰る姐さん方のお言葉が虚しく心に響きました(苦笑)。演奏する曲目は...

・小川のほとりにて(作曲:森岡 章)
・ともだち(作曲:宮田耕八郎)
・風雅1(作曲:山本邦山)
・新浮船(作曲:松浦検校)

 で、ご指導は清絃会の「足達清賀」先生でした。この方、ZANの「市川慎」先生のお母上なんですよね。もの凄く勉強になりましたが、4曲は辛かった(汗)。まぁ、僕に限らず皆さんお疲れのようで、最後の新浮船では先生が苦笑する程突っ走った演奏でした。みんな早く終わりたかったのです(笑)。

 講習を終え、懇親会に出席。自己紹介をしたら先生方に「あなたのおじいさんを存じていますよ」と言われてビックリ。僕の祖父、「鈴木為五郎」は民謡尺八を演っていました。亡くなって10年以上経ちますが、健在の頃は地元の民謡界でもそれなりに有名だったみたいですし、テレビに出演したコトもあったはずです。

 小学生の頃に習わされそうになったのですが、イヤでイヤで逃げ回っていました。遊びたい盛りでしたからね(笑)。今更ながら、あの時しっかり習っておけば良かったと思います。僕の尺八ケースは祖父の形見で、着物も祖父が着ていたものをお直しして使っています。合掌。

投稿者 鈴木幻山 : 2005年05月23日 06:13

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