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2008年08月26日
師範試験の結果 [ 尺八ニュース ・尺八修行 ]
日本尺八連盟、平成20年度の東京での師範試験に臨みました。結果から書きますが...
首席合格!!!
です、11名中の一等賞というコトで表彰して頂きました^^v 3年前の準師範試験が2位で悔しかった思いと、恐らく受験者の中で1番若いであろうから1位を取らないと格好が悪いとか(笑)、沢山のプレッシャーを感じていた3ヶ月間でしたが、取るべくして取った首席です。ホントに嬉しいです!!!
課題曲が決まってからの1ヶ月間は、ほぼ毎日田中寒山師よりお稽古して頂きました。そして、空いている時間はいつものカフェ・ブルージュを練習場として使わせて頂きました(ママさんありがとうございます)。また、僕を後押しするよう風が吹いていたようにも思います。
課題曲となる本曲の「岩清水」は師匠がコンクールで優勝した曲であり、細部に渡って丁寧にご指導頂きました。正直言って古曲と手事は苦手でしたし成績は悪かったハズですが、本曲を自信を持って悠々と吹けたのが好結果に繋がったと確信します。
また、新曲と現代曲は選択制で、当初は難曲「萌春」を選ぶ理由がないのでは? という考えがあり、事実11名中10人が「漁村の曙」を選択している中、僕だけが萌春を吹奏しました。清絃会のお嬢様との合奏練習の経験があり(ありがとうございます)、好きな曲でもあるので思いっきり楽しんで吹けました。
試験前日は、音出し出来る場をお借りしようと、製管師の石倉央山師のお稽古場で最終調整させて頂く... どころか熱心にご指導頂き(ありがとうございます)、万全の状態で試験に臨むコトが出来ました。沢山の方々のご支援を頂き、最高の結果を得られたと思います。
最後になりますが、我が師匠田中寒山と、僕が本格的に尺八を始めるきっかけとなり、ご指導頂いた石倉光山師と、僕の拙い疑問質問に対してココ数年間ご丁寧に教授頂いた飯吉翔山師、前年の主席合格者であり同郷ご出身で、当日会場まで出向いて頂き僕の合格をお祝いして下さった高橋湊山さん、東京滞在の面倒を見て下さった川上夫妻と愉快な仲間達(笑)と応援してくださった皆様、そして天国から見守ってくれたであろう祖父の民謡尺八鈴木為五郎に、心よりお礼を申し上げます。
ありがとうございました!!! m(_ _)m